ミランダ・カー、エリカ・アンギャルやジェニファー・アニストンなど世界中のセレブの間でも注目されているドライボディブラッシングは、コスメを使わない美肌作り、イングロウンヘアー防止、乾燥肌、アトピーや乾癬などの皮膚症状、毒素排出、セルライト撃退、血行促進など数々の利点があります。

ドライブラッシングに共通のルール
１植物毛のブラシを使ってください。
２必ず乾いた肌にブラッシングしてください。
３基本的に上に向かって1か所を１はらいでブラッシングします。
４軽いタッチで1か所につき7回ブラッシングします。
５気持ち良いと感じる強さでブラッシングします。
６ブラッシング後シャワーやお風呂に入ると効果的です。
７体、または顔の左側から始めてその後右側をブラッシングします。

それでは実際のドライボディブラッシングです。

足
足のブラッシングにはハードなブラシがお勧めです。
足裏から始めます。足指の間をジグザグ、そしてつま先からかかとに向かって7回ブラッシングします。
次に足の甲です。足指の間をジグザグ、つま先から足首裏のアキレス腱までブラッシングします。左の足が終わったら右の足です。

脚
脚とお尻をブラッシングするときは、めぐりを良くしセルライトを撃退するには固めのブラシがお勧めです。乾燥肌であったり、お子様やお年寄りなど傷つきやすいお肌の方は、固めのブラシで始める前に、ソフトなブラシを使って、皮膚が強化されてから固めのブラシに移行してください。

脚を、正面・裏・内側・外側、の4か所に分けて上に向かってブラッシングしてください。

足首から膝下まで
足首裏からひざ裏に上に向かって7回ブラッシングします。
足首からふくらはぎ内側（7回）、足首からすね（7回）、足首からふくらはぎ外側（7回）ブラッシングします。
膝の表と裏それぞれ2往復ほどブラッシングします。膝の関節にたまった水分排出を助けます。

膝上から脚のつけ根

膝上から太もも外側に、そして膝上から太もも正面、膝上から太もも内側（つけ根部分はリンパ節です）。膝上から太もも裏（お尻のすぐ下）ブラッシングの前に、膝裏をブラッシングします。膝裏ブラッシングは脚の循環に良いです。

 

お尻と背中
お尻の一番上から脚のつけ根に、そしてまたお尻の上に戻ります。
お尻の下内側から外側に向かってブラッシングします。
腰の背骨から上へ外側（ウェスト）に向かってブラッシングします。（このあたりから下の動画のようにブラシにハンドルをつけるか、パートナーやご家族にブラッシングしてもらうとよいです）
腰あたりから肩甲骨までブラッシングします。
背骨の真ん中あたりから肩甲骨へ向かいそのままわきの下に向かってブラッシングします。

おなか
下腹部：左側からおへそのあたりからリンパを流すように下に向かってブラッシングします。そして、おへそから腰骨に向かって外側にブラッシングします。右側も同じようにブラッシングします。
おなか上部：左側からおへそからウェスト、おへそからわきの下、おへそから胸の下のラインにブラッシングします。右側も同じようにブラッシングします。

手と腕
左手から手指の間、手のひら、手の甲、手首を前後にブラッシングします。右手も同様にブラッシングします。
一なでの動きで手首からひじまで、脚のブラッシングと同様正面、外側、裏側、内側の4か所に分けてブラッシングします。
上腕をブラッシングする前に肘を数回ブラッシングします。
肘から肩まで同様に一なでの動きで4か所に分けてブラッシングします。
仕上げはわきの下です。大切なリンパ節であり、毛穴を開いて汗が出やすく体から毒素を出やすくします。わきの下にブラシを置き時計回りに小さく円を描くようにブラッシングします。